死について
- 2021/10/15
- 16:24

今日は10月15日金曜日です。
長らくのご無沙汰でした。
ごめんなさいね。忙しくて中々更新できなかったわ。
写真はセミの死骸やね。
夏の終わりにマンションの芝生の上で死んでいた。
生きているものはみんな死ぬよ。
生まれてきたらみんないつかは死ぬ。
死なないものはいないよ。
では死ぬとはどういうことかと教えるね。
死の文字を分解すると、一、タ、ヒになります。
これは昔の人が、一人旅(ひとりたび)という意味を一文字に作ったんや。
つまり、死とは一人旅で、だれもついてこないよ、という意味。
生まれてくるときも一人、死ぬときも一人。
一人で旅(人生)をすることが地球に生まれたものの宿命なんや。
この世とあの世。聞いたことあるよね。
今生きているのが「この世」。
死んでから行くのが「あの世」。
「この」と「あの」の違いはあるけど同じ世を使っているね。
そう、同じ世なんや。
ただ今生きていて、わかっているから「この世」、
よくわからない遠いところだから「あの世」となっている。
一人で行く時間旅行みたいなもんやね。
繰り返し繰り返し生まれては死に、死んでは生まれるの繰り返し。
では真悠やお父ちゃんが生まれたのはいつかな?
今の宇宙が生まれた時とお釈迦様は言ってるよ。
約150億年前やね。
ビッグバンと同時に生まれ、様々なものに生まれ変わり死に変わりして、今になっているよ。
最初に生まれたのが光。
元々二人は、いいえすべてのものは光やったんやね。
この先はいつまで続くんだろう。
56億7000万年と言われているよ。
江戸時代の松尾芭蕉さんは、奥の細道の冒頭(ぼうとう)でこんな歌をうたってるよ。
「月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行き交ふ年もまた旅人なり」
意味は深いね。真悠が大きくなってから考えるかな・・・
どんな生き物も光が無くては生きていけないね。
それは理科でならったでしょう。
なぜなら、生まれが元々光やったからやね。
だから本当はみんな光になりたい、または光の国に帰りたいと心の底で思っているけど、
色んな悩みやこだわりや日々の暮らしが忙しすぎて忘れてしまったんやわ。
悲しいね。
でもお父ちゃんはちゃんとわかっているから。
真悠もわかってや。
この世は今、あの世は未来。どちらも地球の上の出来事。
つまり、生きる世界がかわるだけで、地球上で暮らしているということ。
人間から動物になったり、動物が虫になったり、虫が魚に生まれ変わったり、
様々な形を変化しながら同じように地球で暮らしていく。
だからみんな仲間、みんな兄弟、みんな親子なんやわ。
わかるよね。
真悠のおじいちゃんが今年8月18日に亡くなりました。
真悠を一生懸命かわいがってくれたね。
お父ちゃんも大事にして頂いたよ。
また、お父ちゃんのが若い時にお世話になった社長が6月4日に亡くなりました。
今お世話になっている理事長が8月21日に亡くなりました。
みなさん本当にお世話になりました。
人は死んでいく。
動物も虫も魚も植物も同じだね。
次の世でまた違う人生を生きるんだね。
どこで何になるかわからない。
だからこそ今の自分を精一杯、生き抜いていくことが私たちの義務であり、希望でもあります。
命を大事に、悔いのない人生をまっとうしようね。
自分が一番大事なように、
他の人も同じように自分が一番大事なんです。
人の命、動物も虫も魚もみんな命が大事なんで、
真悠も他の命を大事にしてあげましょう。
じゃあまたね。