天上天下唯我独尊
- 2021/10/27
- 11:38

今日は2021年10月27日です。
おはよう。
朝10時27分です。不思議(ふしぎ)と日にちと同じやね。
「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」というお釈迦様の言葉があります。
あまりにも有名な言葉やね。
真悠は知ってるかな?
全ての世界で自分ほど尊い者はいない。という意味で言われることが多く、
私が一番だと、己惚(うぬぼ)れると解釈され、
悪い意味で使うことが多くなっている。
でもお釈迦様は違っていて、
仏教では、
私が尊いというのは全ての人に当てはまることなので、
私たち一人ひとりが尊いと仰っていると解釈しています。
だから生まれてきた命すべてを大切にしようということです。
その通りだと思う。
真悠はどうかな?
でもお父ちゃんの解釈はちょっとだけカッコいいよ。
実は今日思いついたことやねんけど。
この世界、今私たちがいる世界は2つのもので出来上がっている。
それは自然が作り出したものと人間が作り出したもの(加工したもの)である。
人間のみが唯一(ゆいいつ)自然が作り出したものを加工して暮らしを立てている。
真悠の周りを見てごらん。
自分が作り出したものは何もないよ。
みんな自然が作ったものか、他の人が作ったものばかりと気づくね。
自然と他の人のお陰で生きていけてることに気づくでしょう。
ありがとう、やね。
だから、究極(きゅうきょく)2つに分類(ぶんるい)されるね。
人間には自然が作り出すことができる力=心が備えられているとも言えるかな。
だからこそ他のものや命を大切にしていく道を学び、進まないといけないね。
天上天下・・・・・天上つまり天の上とは、宇宙。果て知れない広大な宇宙空間。さらに過去、何億年、何兆年もの
想像もできない過去の時間。そして何億年、何兆年もの永遠の未来。それほどの大きさ。
天下つまり天の下とは、この地球に生きる数字で表せないくらいの生き物、空気、水、大地。
唯我独尊・・・・・唯(ただ)その(天上天下)尊さ、大自然が作り出した大きな時間空間、
さらにそれを超えた大いなる力(それをお釈迦様は阿弥陀の慈悲と呼んだ)、心
を我一人知ることができた。
誰一人ひとりでは生きていけない。
みんなが助け合って、この広大な時間空間の中で生かされている。
この喜びと有難さを一人ひとりの我(みんな)が知り、感謝しなさい。
と、お父ちゃんは解釈するよ。
我が尊いの意味もあるけど、
天上天下をまずは尊いとし、それを知る我も我々も尊いと考える。
お釈迦様の言葉を中国語に翻訳したときに「唯我独尊」としたのを、
お父ちゃんは「唯尊我独」とした方が意味が通じたかも知れないなと、勝手に思う。
「天上天下唯尊、我独」なんてね。
写真きれでしょう。
10月24日朝6時44分の家のベランダから撮った写真。
海の上にお月様が光っているね。
お日様は東の山からちょっとだけ顔を出したところ。
宇宙はすごいね。
じゃあ、またね。