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コンプレックス2

おへその写真
真悠ちゃん元気かな?
ごめんね。
きれいな写真でなくて。
これは手術痕のパパのお腹の写真です。
寝ながら自分で写真を撮ったよ。
白いポツンとしたガーゼがおへその穴だよ。
パパは子どもの頃、出べそでコンプレックスがあったと、前に書きました。
今回の手術ではおへそと他に2か所の穴をお腹に開けて行う
「腹腔鏡手術」でした。
昔は5cmくらいお腹を切って手術していたのが、今は穴を開けるだけで良く、
とても簡単に手術ができるようになりました。
医学の進歩やねえ。
そこで、おへそに穴を開けられたのですが、
パパのでべそちゃんは、これで無くなってしまいました。
実はとてもさみしく思っています。
子どもの頃はコンプレックスで悩んでいたけど、
62年間一緒にいたから、今は愛着(あいちゃく)があり、かわいいと思っていたほどでした。
無くなってみると、なんか自分とは違うようで、寂しく思うのです。
真悠も顔のあざとか、いろいろコンプレックスがあるかも知れないけど、
それは個性の一つだから、
気にせずに付き合って上げてください。
いつかかわいくなってくるよ。
大丈夫、自分が好きになれば、他人からなんと言われても気にならないよ。

ところで話は変わりますが、
昨日ニューミュンヘンの鶏の唐揚げを食べました。
久しぶりに美味しかった。
真悠のおじいさんが、
以前ニューミュンヘンの唐揚げをたくさんくれたことを思い出しました。
中には揚げる前のも有って、家で揚げて熱々を食べました。
パパはおじいさんが好きでした。
実直(じっちょく)で、寡黙(かもく)なもの静かなおじいさん。
おいしい出来立ての日本酒をくれたり、
色々気を使ってくれた、いい人やった。
真悠もおじいさん、好きかな?

じゃあ、またね。
元気でいっぱい遊んでね。

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プロフィール

mahalo1116

Author:mahalo1116
橋口輝雄です。
大きくなっていく真悠にメッセージを送っています。
父がこんなにも真悠を愛していたと、伝わればいいね。
真悠は愛されていたんですよ。
だから大丈夫。
生きていれば苦労の連続だけど、大丈夫。
安心してね。
これは父から娘への遺言です。
だから他の人は読まないでください。
読んでもおもしろくないし。
ごめんなさい。
真悠、いつかメール頂戴ね。
待ってるで~。
メールの送り先:
maha.mahalo1116@gmail.com

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